ごあいさつ ~第22回あわ夢まつりに寄せて~

平成11年から始まった、年に1回の「あわ夢まつり」は、2020年に22回目を迎えます。
きっかけは、オープンしたばかりの「千葉県南総文化ホール」で行われた「第5回ちば県人形劇まつり」が成功裡に終了できたことからです。
関わった私たちは、2,000人余のお客様で、ホールをいっぱいにした大きな達成感と感動を、忘れることができませんでした。
「私たちの力って凄い!この地域って捨てたものではない!」。
それ以来、人形劇以外の演目も取り入れ「あわ夢まつり」の名称で「南総文化ホール」を会場として行う、子どものための芸術・文化の「催し」=「まつり」として発展させて来ました。
しかも、それを21年間途切れることなく続け、誰一人として「もう、止めよう」と言わなかったのです。

私達は、上演演目の公募に3つの基準を掲げて来ました。

    • 子どもたちが楽しめる様々なジャンルのもの
    • 子どもたちの心を美しくのびやかに育てるもの
    • 子どもたちが郷土に誇りをもつきっかけになるもの

具体的には、房州の方言や民謡に関わるもの、人形劇や場バンド演奏、ミュージカルに演芸等々色々です。
その中で人気演目の一つ[ヒップホップダンス]は、南総文化ホールの外、街灯を頼りに、自分の姿をガラス窓に写しながら踊っていた見知らぬ若者達を、舞台に誘ったことが始まりです。
当時のリーダーは、今では4つのスタジオを持ち、振付師としても大活躍です。
次代を担う子どもたちの健やかな成長を願って、地域に在るものを掘り起こし、大切にしながら運営してきたのです。

出演者は地元から始まり、次第に県域を越え、東京、神奈川や関西へ広がっています。
その内容も年々レベルアップし、第14回からは「千葉県」の後援もいただけるようになりました。

財政的に厳しい状況ですが、館山市の予算をいただいての後援、千葉県からの「県民の日」に関わる補助金、地元の皆さんから寄せられる協賛金も支えでした。

ボランティアの人々も年々増加を続け、21年の間には地域の多くの方々に理解されるようになりました。
また当初より、会場ホワイエには数々の作業所や福祉団体による販売・展示の場を設けております。
障害のある人も無い人も「共に生きる」という意識を子供の頃から育てたいという願いから始まったこのコーナーでは、障害のある人々と子どもたちとの「ふれあいの場」として、心温まる場面も見られます。

第18回から、オープニングとフィナ-レに「あわ夢まつり」のテーマソングを全員で手話表現しながら唄っています。
地元手話サークルの出演を機会に、障がいのある人を差別したり、周囲から離して特別扱いするのではなく「障がいのある人々を優しく包み込む地域創り」を願っての企画なのです。

「あわ夢まつり」のきっかけになった「ちば県人形劇まつり」は、2年に1回の催しですが、各地を巡って南下。第15回「ちば県人形劇まつり」は、「第20回あわ夢まつり」との同時開催をしました。
結果、大変な冒険ではありましたが、海外での公演活動など経験豊かな「千葉県人形劇協会」の皆さんからは、この房総に新しい風を吹き込んでいただきました。

「あわ夢まつり」は、日々発展を重ね常に前に向かって進む、誰でも笑顔になれるとても楽しい催し物です。

 

さて、第22回あわ夢まつりを迎えるにあたって、私達は時代の流れにふさわしく、良い意味での合理化・スリム化を念頭に、変身を遂げることに決めました。

    1. 「あわ夢まつり」のWebページを開設します。
    2. 入場ワッペンを取りやめ、入場無料とします。
    3. 当日の配布冊子を簡素化します。
    4. 一般の方々より広く賛助金の募集をいたします。

皆様には、広告集めやボランテアでのご協力、入場ワッペンのお取り扱い・頒布等へのご尽力そして特典でのご協力等々・・・長い間本当に有難うございました。心から感謝いたします。

私達実行委員会はこの催し物の「原点」を大切にしながら、新しい一歩を踏み出します。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

第22回「あわ夢まつり」は、南総文化ホールを会場に2020年6月7日(日)開催です。

お子さん達を始め、大勢のお客様のご来場をお待ちしております。

            2019年12月吉日

            あわ夢まつり実行委員会 代表 松苗 禮子

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